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  • 飛騨産業×まくらのキタムラ コラボレーション誕生秘話


岐阜県は飛騨高山に本社を置く木工家具の老舗メーカー「飛騨産業」と、
愛知県北名古屋市の寝具メーカー「まくらのキタムラ」のコラボレーションで生まれた、
自然素材枕」と「ジムナストHIDA



その2つの枕がどのように誕生したのか。
飛騨産業のデザイナー、舛井 敦さんにお話を伺いました。
 

飛騨産業ホームページより



森林が多い日本なのに外国産を多く輸入

2000年に現社長の岡田 贊三氏が就任した当初は、
飛騨産業で使用している家具は、外国産木材が主流でした。


しかしある疑問を思います。
こんなにも木材がたくさんある日本なのに、国産材を使わないのはもったいない。


特に、戦中に軍需で木材が大量に使われた影響で、日本の山々は禿山となってしまいました。
その後の戦後復興で、木材需要が高まる中、早く木材になる木材として杉をどんどん植えるようになります。


しかし、安価の外国産の木材が大量に輸入されるようになると、国産材が使われなくなり、
林業が衰退し、山が荒廃してしまったのです。


現在、日本の国土の67%が森林であるのにもかかわらず、
木材の自給率はたったの31.2%
に留まり、多くを外国より輸入しています。
(2015年度実績・財務省「貿易統計」より)


 

杉は日本の隠れた財産


飛騨産業ホームページより


飛騨産業では、森林面積の実に18%を占める、杉木に着目しました。
もともと、飛騨産業は曲木の技術を使って、ブナの木を加工し家具にしてきた歴史があります。


杉は、学名で「クリプトメリア・ジャポニカ」とよばれ、「日本の隠れた財産」と訳されます。
古来から日本の生活に馴染みのある材木であるのですね。
その杉を使って、2000年ごろから家具を作り始めました。


小学校で、ある実験をしたことがあります。
ひとつの教室では、杉を使った机と椅子を使用し、
ほかの教室ではスチールや合板など従来の化学的な素材を使った机と椅子を使用しました。
すると、インフルエンザにかかる子どもの割合が、杉を使った教室では、1/6にも減少していたそうです。
これは、杉の持つ免疫効果が大きく発揮された証拠だと思います。

 

寝室こそ、こだわった家具や寝具を


合板からは、少なからず、体に悪影響のあるホルムアルデヒドが発生しています。
しかし、できる限り無垢材を利用することで、有害物質が軽減できるのではないかと。


特に現代の家屋は、気密性が高く、あらゆる物質の影響を受けやすくなっています。
とりわけ寝室は、1日の中でも長く過ごす場所であり、
また狭い空間なので、無垢材にこだわったほうがいいのでは
と着目しました。


このような想いのもと、無垢材で無圧縮の杉材を利用したベッドフレームを開発しました。
それが2016年に発表した、月光シリーズです。


飛騨産業ホームページより



ベッドフレームだけでなく、スプリングにもこだわりました。
通常のスプリングだと、いつか廃棄するときに、分別をしたり、
そもそもゴミとして出せないことがあるなど煩わしさが出てきます。


そして、スプリングは産業廃棄物となっていきます。
それであるならば、循環可能で土に返る木材やラテックスを使ったスプリングにしよう!
と思い木を使ったウッドスプリングを採用しました。


さらに睡眠環境を充実させるために、同じようにこだわった枕を検討していました。
そんななか、たまたま展示会で出会って声をかけたのが「まくらのキタムラ」です。


杉材の効果を大いに使えること、またスプリングのように、
サスティナブルな素材であることをポイントに、自然素材枕を製作しました。

また、まくらのキタムラの主力商品「ジムナスト」の形状をモチーフにした、
機能性まくら「ジムナストHIDA」も合わせて発表しました。